命。
#111 stick to one's guns.
キタキター♡初の3桁ゾロ目だぁー♪やっぱりゾロ目ってなんか嬉しいね!次の3桁まで×2かぁ。。笑この幸せ今たくさん噛みしめとこっと♡この前の雪の降る日曜日、福岡県立美術館へ『没後40年 高島野十郎展』を観に行ってきたのですが、野十郎さんの絵に対する生き様がひとつひとつの作品から突き刺さるように伝わって、緊張感もあり、写実がそのままリアルに描かれてそして繊細すぎて、一枚観るだけでもかなり見応えのある作品ばかりでした。しかも、150展も展示されてて、前編、後編に分けて勿体ぶらせてもよかったんじゃないの?!ってくらい、私、この方を全く知らなかったのですが、一気に魅せられてしまった。。観てしまったら、好きにさせられてしまう。そして、亡くなられてから、かなり評価が高まったみたいなのです。代表作は『蝋燭』『気に入らなければ焚付けに』と菓子折り代わりに周囲に配っていたのだそう。この蝋燭の展示の仕方。私、たまらんかったです。ゆらゆらと炎が本当に揺れてるような感覚に陥っちゃって、孤独の中に、光をみたような感じになる。まるで魂のような。野十郎さんは福岡県久留米市生まれ。独学で絵を学び、家庭も持たず、女性にも無縁で、嫁は絵だと言い張るくらい。美術団体にも属さず、流行にも流されず、常に自分の信念を貫き通し、その思いが完全に絵に馳せられていました。この『雨 法隆寺塔』は約17年かけて描き上げた作品らしいです。画像じゃ伝わりにくいと思うけど、かなり緻密な線でそして真っ直ぐな線。本当に雨の音がしてくる位の臨場感。そして、かなりの集中力。本当に写実が神秘的なんです。もう、スゴイ。。としか言いようがなかった。だいたいひとつの作品に2年かかるのだそう。観ないとわからない。あの緻密で、繊細で、野十郎さんの心そのもののような。1/31まで福岡県立美術館でやってるので、ぜひ生で観て感じてきてほしい!終わる前に観てよかった。まさか二回も観に行くなんて思いもしなかった。本当に大好きになりました。彼のようなかなりアウトローだけど、やりたいことだけを貫き通して死ねたらこんな幸せなことはないだろうな。絵よりも生き様がカッコイイ!!!
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